大会当日~スタートまで~
当日に受付をする会場からスタート地点までの移動にかかる時間も要項に記載されますが、スタート地点が離れている大会もありますので、スタートに遅刻しないよう時間にゆとりをもって会場に到着するようにしましょう。
ランニングでは大会前に試走する人もいると思いますが、オリエンテーリングでは要項の発表後は競技会場は立入禁止になり下見をすることはできません。
大会当日
いよいよ大会当日、初めてオリエンテーリングの大会に参加する人にはドキドキの1日です。落ち着いてスタートまでに必要な準備を整えていきましょう。
持ち物
- 着替え・靴・タオル
- コンパス
- 補給食
etc
- ディスクリプションケース
位置説明(ディスクリプション)を入れる為のケース 腕に装着する
- 安全ピン
ゼッケンをウェアに留める為に必要 大会の配布物には含まれない場合が多いので持参するのが無難
- テープ
EMIT(Eカード)に取り付けたバックアップラベルの脱落防止 意外に落ち易いので付けた方が無難 *SIの場合は不要
- ウィンドブレーカー等の防寒着
大会に依っては、スタート地区からフィニッシュ地区までの輸送サービス有り(会場→スタート地区およびフィニッシュ地区→会場の防寒用) 全ての大会にある訳では無いので注意
受付
会場に到着したらまずは受付をします。
受付ではコントロールの通過記録に使用するコントロールカードを受け取ります。 電子パンチの大会でEカードやSIカードのレンタルを申し込んでいる場合は忘れずに受け取りましょう。
/*電子パンチの詳しい解説は別に章立てが良いか*/ //Eカードを使用する大会では、カードに不具合が生じた時に代わりの通過確認に使用するバックアップラベルが配られます。 受け取って取り付けておきましょう。
- ゼッケン
無い大会も有り ウェアに留める為の安全ピンは付いていない場合も多いので注意
※地図および位置説明(ディスクリプション)はスタート地区で配られるので、会場では配布されないのが普通
受付では計測に必要なものを受け取るだけなのですぐに終わります。
公式掲示板の確認
競技説明の類はありませんが、プログラムの発行から当日までに変更や追加された競技上の注意事項などは会場に掲示されます。 ルールの追加など重要なお知らせが掲載されていることもあるので、必ず確認しましょう。
受付と掲示の確認が終わったら、次は会場の動線について確認しておきましょう。準備を整えた後はスタート地点に移動することになります。受付からスタート地点が離れている大会もありますので、自分のスタート時間、スタート地点までの移動にかかる時間、スタート地点までの道順を確認しましょう。
ゴールして戻ってきた後はコントロールカードやEカードを「計算センター(計セン)」に提出して判定、記録確定となります。動線の確認の中で「計セン」の場所も確認しておくと良いでしょう。
スタート地点に移動
競技の準備が整ったら、スタート地点に移動します。スタート地点までは看板やテープなどの誘導が設置されます。特にテープによる誘導は初めてだと困惑するかもしれません。スズランテープが断続的に道脇にぶら下げられており、見落としやすいので要注意。特に色の確認は重要です。違う色を辿るとスタートではなくゴールに連れていかれることも!あるので、所要時間とともにプログラムをよく確認しておきましょう。
スタート
スタート地点にはクラス毎に格子状に分けられたスタート枠が設置されています。
スタート3分前になったら自分のクラスの枠に入りましょう。 (最低でも指定時刻の5分前には準備万端にしてスタート枠の近くで待機すること) 直前の選手がスタートしたら地図を裏にして手渡されますので、自分のクラスの地図を間違えないように受け取りましょう。 (スタートする前に地図印刷面を観るのはルール違反)
- 位置説明(ディスクリプション)
通常、スタート2分前枠に置いてあるので“自身のクラスのもの”を間違えずに取り出し、ディスクリプションケースに収める ※使わない場合は、取らなくてもOK ※地図、位置説明(ディスクリプション)共に“自身のクラスのもの”を正しく手に取ることは選手自身の責任
電子パンチの場合はスタートラインに設置してあるユニットにEカードを乗せてリセットします。
そしていよいよスタート。カウントダウンの音をしっかり聞いて、カードをユニットから離してスタートです。
行ってらっしゃい!